夏の暑さが次第におさまり始める9月は、長月と呼ばれるように、次第に夜の時間が長くなります。また学生は新学期が始まり、8月に夏休みやお盆休みで地方、海外に流れていた人の波が戻ってきます。
人の流れ自体は戻ってきますが、それで特に消費が活発になるということはありません。
年によって違いますが、2009年にはシルバーウィークの長期休みで、秋口の消費動向が上向きとなっていましたが、2010年にはこれといった長期の休みがないので、それぞれのお店での取り組みや、今まで行ってきた施策が物を言ってきます。
長期の休みはないのですが、9月後半には敬老の日や秋分の日などの祝日がかたまっているので月の前半には内部施策として、スタッフの教育、メニュー開発、これまでの販促データの見直しなどお店の中のことに力を入れ、月の後半に売り上げを取れるようにしっかりと準備をするといった動きが良いでしょう。
- 1. 9月限定シニア割
- 敬老の日がある9月にシニア割を実施。一定の年齢のシニアの方には施術割引を行い、新しい顧客層の開拓をねらう。
- 2. おばあちゃんの知恵袋でメニュー開発
- 昔から言い伝えられている料理にまつわる知恵を使ったメニューを開発。限定メニューとして科学的根拠のあるものや、その知恵の紹介などをポップやメニューに記載して販促。
- 3. 残暑を撃退!先取り秋メニュー開発
- 秋の食材として代表的なサツマイモ、きのこを使った9月から旬が始まる食材を先取り秋メニューとして季節限定メニュー開発。
- 4. 十五夜・お月見ナイト開催
- 9月の満月の日に店内の客席照明を落とし、キャンドルナイトをお月見ナイトとして開催。エコと風情を楽しむ店内イベントとして団子メニューや冷酒のグラスサービスを一緒に提供。
- 5. 乾燥が始まりだす9月限定ハンドケアマッサージサービス
- 少しずつ冬に向けて乾燥が始まりだす9月にハンドケアマッサージをサービス。施術で手あれのイメージが強いサロンスタッフがお勧めするハンドケアアイテムを紹介したり、クリームなどの使用体験などあれば一緒に紹介する。